(社)日本書籍出版協会 日本出版百年史年表 1968年10月1日発行
1851(嘉永4)年~1967(昭和42)年
「出版関係」「出版物」「参考」の3つのジャンルに月単位で記載しています。
出版関係:出版界の出来事が記載されています。
出版物:「創刊」「発行」「刊行開始」の出版物を取り上げました。
参考:世の中の出来事を記載しています。
「出版関係」「参考」に関しては、日付が特定できるものは、日付を記載しました。
記載月が不明なものについては、以下のようにしています。
●[春][夏][秋][冬]は、それぞれ、3月、6月、9月、12月に記載。
●月が指定できないものについては、[年]と表記を入れ、12月に記載。
なお、1872(明治5年)年12月までは、太陽太陰暦(旧暦)の日付を記載しました。
閏月に関しては、[閏]で表記しています。
使用する漢字は、JIS1水準~2水準(JIS X 0208:1997)に準拠しました。
これ以外の規格外文字については、極力JIS内に寄せましたが、一部ユニコード(JIS X 0221-1995)を使用しました。それでも、寄せ切れない文字は、カナに置き換えるなどの対応を行いました。
「出版関係」「出版物」については、分類を付加しました。
分類による表示切替で、選択した分類のみを表示させることができます。
分類付けのルールは、次の通りです。
出版関係 以下の9分野に分類しました。
出版界の動静 | 出版社等の創業 | 出版人の死没 |
新聞・放送・通信業界等の動静 | 関連業界の動静 | 法律・取り決め等 |
発表論文・作品 | 統計 | その他 |
《出版界の動静》
出版社・出版団体・関係機関の動静のほか、書店・取次などの販売流通や労働運動など、広く出版界に関わる事項も含めました。
《出版社等の創業》
出版社のほかにも、書店・取次など関連する会社の創業も含めました。ただし、新聞・放送・通信・広告等の会社創立は《新聞・放送・通信業界等の動静》に、印刷・製本・用紙等の会社創立は《関連業界の動静》に含めています。
《出版人の死没》
出版経営者・編集者ばかりではなく、著作者、関連業界の関係者なども含めました。
《新聞・放送・通信業界等の動静》
新聞・放送・通信・広告業界等の動静を取り上げました。
《関連業界の動静》
印刷・製本・用紙等関連する業界の動静を取り上げました。
《法令・取り決め等》
古くは讒謗律・出版条例など政府による取締法令や、発禁処分といった施策だけではなく、業界団体による取り決めや申し合わせなど、広く表現の自由に関わる事項を含めました。ただし、ローマ字表記を含む国語国字問題や著作権に関連する記述については、《出版界の動静》に含めています。
《発表論文・作品》
新聞・雑誌等に発表された論文・作品のうち、主なものを取り上げました。さらに、総合誌・文芸誌に発表された特集記事も一部ではありますが取り上げました。
《統計》
年ごとに第二次世界戦前は出版図書数(納本数)・年末新聞雑誌総数、発禁処分件数を、戦後は書籍発行総点数・年末雑誌総数・出版業者総数などを柱に掲載しました。
《その他》
出版界と関連が深い、地方公共団体等を含めた官公庁の動静を中心に取り上げました。
出版物 〔創刊〕〔発行〕〔刊行開始〕の3区分としました。
〔創刊〕
《児童・学生》《女性》《家庭》《男性》《総合・文芸》《趣味》《専門》《ムック》《コミックス》《週刊誌》の10種(『雑誌のもくろく2011年版』トーハン)に、《新聞》を加えた11種に細分しました。
〔発行〕〔刊行開始〕
NDC分類を採用し、《総記》《哲学》《歴史》《社会科学》《自然科学》《工学》《産業》《芸術》《言語》《文学》の10種に分類しました。
区分毎の分類は以下のようになります。
創刊 | |||||
---|---|---|---|---|---|
児童・学生 | 女性 | 家庭 | 男性 | 総合・文芸 | 趣味 |
専門 | ムック | コミック | 週刊誌 | 新聞 |
発行 | |||||
---|---|---|---|---|---|
総記 | 哲学 | 歴史 | 社会科学 | 自然科学 | 工学 |
産業 | 芸術 | 言語 | 文学 |
刊行開始 (画面では「刊行:」と表示) | |||||
---|---|---|---|---|---|
総記 | 哲学 | 歴史 | 社会科学 | 自然科学 | 工学 |
産業 | 芸術 | 言語 | 文学 |
底本の記載が、日本出版クラブの出版平和堂合祀者名簿と異なっている箇所がありましたが、わかる範囲で、出版平和堂合祀者名簿に合わせています。
底本の発行が1968年で、現在の解釈とは異なる記述もありますが、底本を尊重して、そのまま記載しています。
社団法人日本書籍出版協会サイト お問合せフォームにてお願いいたします。